人には自分の意志で思うようにならない大事な仕組みがあります。
そのひとつが自律神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整えてくれています。
人は目覚めると交感神経が優位になり、活動が活発になると交感神経の働きで心臓がドキドキしたり血圧が上がったり、心身を興奮状態にしてとっさの対応に備えます。
そのとき血液は筋肉に集中するため、体の末端の手先・足先は血流が少なくなり冷たくなったりします。
そして活動中に排便があってはならないので胃腸は休止モードに入ります。
逆に体を休めてリラックスすると副交感神経が優位になり、心臓がゆっくり動いて末端まで血液が流れ、寝ているときには胃が活発に動きます。
子どもは眠くなってくると手足が温かくなってきますよね。
このように交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいけばよいのですが、交感神経は運動しているときだけでなく極度に緊張したり高ストレス状態のときにも活発になるので、その状態が長く続いたり耐え切れないストレスがかかると・・・
原因がわからない心身の異常が現れ始めます。
これは自律神経のバランスが崩れたサインです。
自律神経が乱れると、常にリラックスできない、夜中もお腹や手足が冷たい、といったことがおこってきます。
人間はロボットではありません。
交感神経が働きすぎているのであれば心身の安定を促すケアをすることが必要です。
そのケアのひとつが腸のマッサージ。
腸を動かし血流をよくすることで、副交感神経が優位になりメンタルが安定してきます。
また胃腸は第3チャクラとも呼ばれ、自己の確立に重要な意味を持つ反面、多くの感情面に関わっているため、怒りや悲しみなどのネガティヴなエネルギーが溜まりやすい臓器です。
つまり、胃腸をケアし大切にすることは自分を大切にすることなのです。
ブレンデでは4月より腸リンパマッサージをオプションメニューに追加しました。
腸リンパマッサージ 20分 2000円
まず、腹部をマッサージし腸を刺激して神経系にアプローチします。
そして腸を動かすことで出た水分をリンパドレナージの手技でリンパ管に回収させます。
環境も人間関係も変わるこの季節、知らず知らずのうちにストレスは溜まりがちです。
疲れたなぁ・・・と感じたら早めにケアすることが大切。
いつものトリートメントにプラス腸リンパケアで心身のバランスを整えましょう。